水戸天狗納豆の歴史 とびっきりの健康食納豆 おいしい納豆のできるまで 納豆料理いろいろ 納豆に関する俳句 日本各地納豆の知恵 納豆は健康食品として、全国各地で様々な食べ方や活用法がされてきました。 ここではその一部を紹介しています。 納豆の効能を知って、もっと美味しく納豆を味わってください。 五月肩こり納豆月（東北地方） 農繁期の五月になったら、納豆を食べると疲れがたまらないという意味。昔は、寒中に乾燥納豆や納豆漬けを大量に仕込み、田植えの時の体力食にしました。 肩こりにも納豆（東北地方） 納豆をすり鉢でよくすりつぶし、和紙か木綿布にひきのばして患部にはります。 頭にシラクモが出たらねばがよい（東北地方） シラクモというのは一種の皮膚病で、その病原菌の退治には納豆菌が効果的。 納豆食うひと色白美人（秋田県） 納豆中のビタミンB2は肌や粘膜を守るはたらきがあり、納豆を食べ続けると目がきれいになって肌の色つやが良くなります。 うなぎのかば焼きを食ったら納豆を忘れるな（茨城県、千葉県） 納豆に含まれている各種の消化酵素のが脂肪の多いかば焼きの消化を助け、胃腸の調子を整えます。ジアスターゼの多い大根おろしを薬味に使用すれば、効果はいっそう上がります。 納豆を食べると根がつき、粘りがでる（全国各地） 納豆にはビタミンBのグループがほとんど含まれており、バランスのよいアミノ酸とともにスタミナがつく。 納豆どきの医者しらず（千葉県） 昔は納豆仕込みは秋から冬にかけてがシーズンでした。柿の実が色づいて納豆を食べる頃になると、体力が充実して病気にかかる人もいなくなってしまうたとえ。 納豆の粉末は胃の調子によい（新潟県） 多彩な消化酵素が消化を助け、ねばねばが胃壁をガードします。 心臓や血管を丈夫にする（福島県） 納豆中に含まれるリノール酸等の不飽和脂肪酸が、血管壁のコレステロールを洗い流し、納豆タンパクが心臓や血管の筋肉をしなやかにします。 ねぎをたっぷり入れた納豆汁は、風邪のひきはじめによい（全国各地） ねぎの薬効と納豆のバランスのとれた栄養が合体して体力をつけ、体の芯からあたためます。 納豆は、夏負けの妙薬（東北各地） 消化の良いタンパク質と豊富なビタミンが、暑さで弱ったからだに力をつけるうえで役立ちます。納豆に梅干しを混ぜ、良く叩いてから食べるとより効果的。 納豆めしに食あたりなし（福島県） 納豆めしを少々よけいに食べても、納豆酵素によって消化吸収が良くなりますから、すぐに空腹になります。 カラスのお灸（口内炎）ができたら納豆（千葉県） 口内炎はビタミンB2が不足するとできますが、納豆にはビタミンB2がたっぷり含まれています。 納豆を常用すると結核がよりつかない（秋田県） 納豆中の豊富な栄養が体力をつけ、病気に対する抵抗力を強めます。 腹くだしがおこったら叩き納豆（山形県） 納豆を包丁で丁寧に叩き、あつあつのご飯にかけて食べます。納豆菌の整腸効果を生かしたもの。